カフェブーム今昔。

2000年頃から本格化した日本のカフェブーム。
中でも渋谷はそのメッカとも言えるでしょう。
宇田川カフェにザリガニカフェ。一日に何軒も回れてしまうほどです。

さて、そうした渋谷近辺のカフェブームをサーチしていくと、橋本徹という人物に行き着きます。
『サバービア・スイート』という伝説の(?)ミニコミを主宰し、カフェ・ブームのひとつの大きなきっかけとなった店、カフェ・アプレミディを1999年に開店した張本人とのこと。
http://musicshelf.jp/?mode=static&html=special22/index
http://www.web-across.com/person/rjjvqh000000xc2j.html

かつ、この橋本さん、あの『フリーソウル』コンピレーションCDの選曲も担当しているそうですね。
カフェブーム、アプレミディ、フリーソウル…。これらいかにも2000年代的なアイテムは、実はつながっていたというわけです。
全国津々浦々のツタヤにまで「クラブ系ミュージック」を広めた存在として、歴史に残るかもしれません。

随分あとになって、ラブ・タンバリンズのアルバムを聴いた事があって、その時に直感的に思ったのですが、
やはり「往年」の渋谷系音楽の遺伝子は、その後の「カフェミュージック」に受け継がれたような気がします。
http://www.jarchive.org/text/shibuya.html