KREVA CONCERT TOUR '07@日本武道館

連休のなか日、日本武道館KREVAを聴きに行ってきました。
23日はゲストデーで、彼の仲間のアーティストがたくさん登場したのですが、24日の今日はノンゲストデー。
ですが! 冒頭ナレーションで、今日は、ゲストはおろか、DJもおらず、本当に最初から最後までKREVAがひとりでパフォーマンスします、とアナウンス! こんな大きな会場で大丈夫なのか?! と驚きの声があがります。
ステージには、まるで巨大なDJブースが作られ、ターンテーブル(CDJ)、サンプラーシンセサイザーがそれぞれ2台ずつ置かれています。
KREVAは、自分でそれらの機材を縦横無尽に鳴らしながら、ヘッドセットマイクでラップしていくのです。
また時には、サンプル音をミックスして曲を作るプロセスを、そのままステージで面白おかしく見せてくれます。
宅録ずきや、DJ志望の男子には、本当に感動ものだったと思います。
最後は、「アグレッシ部」「音色」「希望」を、ターンテーブルによるオケではなく、サンプラーの自動演奏だけで鳴らしながら熱唱していました。
前日のほうがフェスティバルな様相を呈していましたが、スタジオで音楽を構築するプロセスとかが滅茶苦茶好きな私にとっては、今日のほうがより深く感動しました。いや、生涯ベストライブのひとつになったと言っていいでしょう。ちょっと泣きそうになってしまいました(笑)
大ホールでのツアーを成功させ、ほんとうに2階席のてっぺんまで総立ちで沸かせていました。しかもそれをこのような形式で達成してしまうというのはすごいです。ヒップホップの歴史に残る偉業です、たぶん。
チケットが1枚余っていたのですが、偶然九段下で声をかけてくれた方に進呈できました! その方にもありがとう!