千の風になって

親戚の家を巡るのも正月の行事です。
そんな席では、「紅白」のようなNational(国民的)な番組の話題は誰でも入って行けて良いですね。
ひとつ印象的だったのは、スピリチュアル・ソングとしても少し話題の「千の風になって」について、80代(!)の男性が、次のようなことを言っていました。
「『千の風になって』、ありゃぁダメだね。『私はここには居ません』って、毎年墓参りしてる意味がねぇじゃねぇか。やっぱり死んだ人は墓に居るんだよ。それに、2年連続おんなじ歌で、ていうのもどうだかねぇ」
そうすると、その男性の奥様が、
「いいえ、私は好き! 私は死んだら千の風になってみんなを見守るの!」
と言っていました。
ここにもスピリチュアルに対する男女の意識差があるような気がしました。