ZEEBRA自伝

ZEEBRA自伝 HIP HOP LOVE

ZEEBRA自伝 HIP HOP LOVE

日本のヒップホップのトップランカーな彼の自伝です。

内容は、かなり真面目にいろんなことを語っている感じです。
やはり面白いのは他のミュージシャンに対する言及で、ドラゴンアッシュとの一件についても書いてあります。
I LOVE HIP HOPを聴いた時に、英詩と日本語詩の混じり具合が[自分の作品に]似てるなと思ったが、その時は偶然かもと思った。しかし[大方の予想どおり]Summer Tribeであまりに降谷君の歌い方が自分に酷似していることから、事務所を通じて抗議もした… 最終的にはキングギドラ再結成アルバムの「公開処刑」でのDISに至った、と。

その他、ギドラのKダブシャインとの確執、"DA.YO.NE."、リップスライムKREVAへの違和感なども[こちらはさほど敵対的でなく]語っています。

ともあれ、Jヒップホップ好きは一気に読んでしまう、注目の書であると思います。