Summer Sonic 08 TOKYO
…ではなくサマーソニック千葉幕張(笑)に行ってきました。以下、見た順。
★Does it offend you, yeah
PVに異様にプリンスを意識したものがあったのでちょっとだけ注目していました。リズムマシーンとシンセベースに生バンド、ボコーダー声がからむというスタイル。エレクトロファンクとクラフトワークと今風パンクを足して3で割ったような感じです。
★JUSTICE
ほんのちょっとだけ観ました。想像はしていましたが、アナログレコードを回すか、そうでなければハードディスクに入っている曲を鳴らしているわけで、それでノっているDJ二人組を大ホールで凝視するのは、まだちょっと慣れなくて不思議な気分でした。「きぐるみを着て棒を振り回したりしてるだけのピエール瀧」にも役目はあったのだなぁとあらためて思ったりしました(笑)
★アリシア・キーズ
フルバンドで1時間以上、If I Ain't Got Youまで演ってくれたので文句なしです! 変わったところではMy Boo, Tender Loveなども。後者でキョトンとしてる周りの聴衆との、トシの差だけは感じざるをえませんでしたが…w
★Coldplay
Viva La Vidaも今夏ヒットで、旬なトリです。ボーカル君が、いわば芸はあるがdisciplineがあまりないラフな感じでしたが、「世界にひとつだけの花」を日本語(!)弾き語りカバーするなど、とっても沸かせていました。あと、アリシアを呼んで"Clocks"もカバーしていました。
もはやColdplay節が確立している感じもしました。フワフワしたシンセのコードが鳴って、ベースが一定、ミドルテンポで、映画音楽主題歌のようなメロディとシャウト。上手く言えませんが、そんな曲が多かった気がします。
資本主義の音楽祭ですから、スケールメリットで参加者数が年々膨張しているのもわかります。しかし、おまつりとしての一体感はもはやあまりなく、退場もおそろしくたいへんでした。どこへゆくのでしょう日本の夏フェスは。