暗殺陰謀論。

ちょっと時間が経ってしまった番組の話題になりますが、ハードディスクを整理していて、
>モクスペ「大統領は私が撃った! JFK事件45年目の衝撃」/日本テレビ系/2008年2月21日(木)19:00〜20:54
をようやく見終わることができました。
http://shinblo.blog73.fc2.com/blog-entry-44.html
話のキーは、現在アメリカで服役中の、ある終身刑の囚人が、自分こそはケネディ暗殺犯であると元新聞記者にビデオインタビューで告白したというものです。
元記者氏は、映画『JFK』の原作本を書いた人なのだとか…
その終身刑の男には、取材しているうちに婚約までしたという女性の支持者がいて、その女性も登場します…
感想ですが、なんだかUFO番組を見ているようでした。(ナレーターも羽佐間道夫さんでしたし)
結局、あるのは無数のあいまいな証言だけで、はっきりとした物的証拠すらひとつもありませんし、確かめる術もありません。
おそらくは、取材対象者たちは、取材を受けることでなにがしかの報酬はもらっているのでしょう。
三億円事件など、有名な事件には、必ず週刊誌などに「私が真犯人でした」と言う人が登場したりします。
歴史という大きなストーリーとどこかでつながっていたいという欲望によって、小さな断片をかき集めるようになり、誰も知らない「真相」を知っているのだと思いこみたい…そんな妄想を見ているようですらありました。