2006-07-28 暑いです 社会学は理解してもらいにくいです。その理由のひとつは、人々がまさに生きている社会を対象にしているためです。 人々は、自分の「常識」と異なる結論は受け入れにくいものです。 たとえば、日本は学歴社会ではない。(学歴と生涯賃金の相関は諸外国のほうが高い) また、日本人は無宗教とは言えない。(墓の継承に依然仏教が大きく関わっている。天皇制も神道的シンボルと関連がある。創価学会が政治にも影響を及ぼしている等) しかし「日本は学歴社会だ」「日本人は無宗教だ」と思っている人を説得するのは容易ではないのです(笑)